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OSアップデートしたら試したいバッテリー消費を抑えるオススメ小技
[2019.11.13] スマホスピタル柏
カテゴリー:マメ知識
目次
iPhoneやAndroidスマホ等スマートフォンには「OS」と呼ばれるソフトが入っており、このOSがスマホの全機能・全動作を支えています。
いわば、スマホの命ですね。
そんな大事なソフトですから、頻繁にソフトの更新、いわゆる「アップデート」が行われます。
スマホを安心安全に使う為にも、このアップデートはとても大切。
新機能が追加されたり、スマホの動作が改善されたりすることも多いので、基本的には欠かさずアップデートしたいものです。
しかし、アップデートをした後に
「電池持ちが急に悪くなった」
「更新してからスマホが妙に熱くなるようになった」
「更新前よりやたら通信している(気がする)」
という症状が起こる場合があり、当店まで相談に来られる方も実際におられます。
そこで今回は、実際のご相談事例とともに、アップデート後のバッテリー消費が気になる時の対処法をご紹介いたします。
OSアップデート後に原因不明のバッテリー不調が…
「バッテリーの調子が悪い」とのことで、店舗までお越しになられたお客様からの相談事例をご紹介いたします。
お客様はiPhone7をお使いで、iOSのバージョンアップを行った直後からバッテリーの調子が悪くなったとのことでした。
「フル充電してから2時間後にはバッテリーが16%に減っていて…、その間全く触ってなかったのに」
2時間置いておいただけでそこまでバッテリーが減ってしまったら、不安になりますね。
当店ではバッテリーに関するご相談を受けた際に、バッテリーの劣化具合の確認と、専用の機器を用いたバッテリーの電力消費量の調査を行います。
今回も、お客様立ち会いのもと、iOSの機能にある「バッテリーの状態」を確認し、電力消費量の調査もさせていただきました。
結果としては、バッテリーの最大容量は98%とほぼ劣化は見られず、電力消費量にも異常は見られませんでした。
バッテリーそのものには全く問題がなく、交換しても症状の改善は見込めなかった為、お客様にその旨お伝えした上で、バッテリー消費を少しでも抑える為の対処法をその場でご紹介させていただきました。
アップデート直後はバッテリー消費が激しくなりがち
OSアップデート、とくにメジャーアップデートと呼ばれる大型更新を行った直後は、バッテリーの消費が激しくなる傾向にあります。
これは、新しいOSがスマホの状態や入っているアプリ、データ等全てをチェックし、安定した動作が出来るように自動で最適化しようとする為です。
このおかげで、ストレスを感じず日々スマホを利用することができるんですね。
とはいえ、普通にスマホを使っている分にはまず知ることのない機能ですから、アップデート後にバッテリー消費が激しくなったり、何もしてないはずなのに本体が熱くなったりすると、「不具合かも!?」と疑ってしまうわけです。
こんな時は、まずは数日間様子を見てみることをオススメします。
OSが安定してスマホを動かせるようになれば、バッテリー消費も落ち着く傾向にありますから、少しの間我慢してみましょう。
アップデートには不具合もつきもの
OSのアップデート時には、新機能の追加が行われることが多いです。
とくにiPhoneのメジャーアップデートでは、その年の新機種に向けた目玉機能が追加されるなど、多数の機能追加や変更が行われます。
しかし、そういった大きな変更が行われるときは、不具合がつきもの。
新しい機能やアプリの不具合が影響して、バッテリー消費が激しくなってしまうこともよくあります。
こういった場合、根本的な改善は、次のOSアップデートを待つしかありません。
動作に悪影響を及ぼす不具合は提供側もすぐに修正を行いますので、何ヶ月も待たされることはあまりないでしょう。
これからご紹介する対処法で、アップデート配信までしのぎましょう。
使わない機能をオフにしてバッテリー消費を抑えよう
スマホのバッテリー消費を抑える最も効果的な方法は、通信関連機能の使用を控えること。
今回は、その中でもとくに使用を控えると効果的な機能をお教えします。
設定方法はiPhoneを基準にご紹介しますが、Androidスマホでも同様に効果的ですので、ぜひお試しください。
Wi-Fi、Bluetoothといった通信機能の利用を制限する
ネット接続に利用するWi-Fiや、イヤフォン等音楽機器との接続によく利用するBluetooth。
これら無線通信の利用は、とてもバッテリーを消費します。
登録済みのWi-Fiネットワークに自動で接続してくれたり、Bluetoothイヤフォンの電源を入れるとやはり自動で接続してくれたりと大変便利ですが、実は自動接続できるよう常に電波を探している状態になっています。
つまり、Wi-FiやBluetooh機器に接続していなくても、電池を余計に消費しているんですね。
ですから、それらを利用しない時は、設定で最初からOFFにしておきましょう。
これだけでも、バッテリー消費をかなり抑えられます。
【iPhoneでの設定方法】
①「コントロールセンター」を開いて左上の4つの丸いアイコンのところを長押し
②開いた画面で使わない機能のアイコンをタップ
これだけで、ONとOFFを簡単に切り替えることができます。
位置情報をOFFにする
スマホにはGPS機能がついていて、スマホの位置情報を元に現在地や付近のお店を手軽に調べることができます。
便利な一方、位置情報を定期的に自動取得するため、バッテリー消費の原因の一つになってしまっています。
そこで、地図やお店の検索といった自分の位置情報が必要ない時は、機能を切ってしまいましょう。
【iPhoneでの設定方法】
①「設定」を開く
②「プライバシー」をタップ
③「位置情報サービス」の項目をOFFにする
現在地や近くのお店をスマホで調べたい時だけONに切り替えるようにすると、それだけでも電池の消費量を減らせますよ。
アプリのバックグラウンド更新を止める
スマホのアプリもOS同様、定期的にアップデートが行われます。
このアップデート、手動でももちろんできますが、アップデート公開とともに自動で更新されるように設定することが可能です。
「バックグラウンド更新」等と呼ばれる機能で、手動でいちいちアップデートせずに済むとても便利な機能です。
ところが、アプリをアップデートするわけですから、やはりこの機能も通信を行います。
急いでアップデートする必要のないアプリまで自動で更新してしまうので、余計なバッテリーの消費にも繋がってしまいます。
そこで、電池の消費を抑えたいなら、この機能も使わないようにしましょう。
【iPhoneでの設定方法】
①「設定」を開く
②「一般」をタップ
③「Appのバックグラウンド更新」をオフにする
一つ一つのアプリに対して個別に設定することもできますので、一部のアプリだけオンにしてあとは全部オフ、なんてこともできますよ。
不具合が心配ならアップデートを少し待つのも手
OSのアップデートは、スマホを安全に使い続ける為にもとても大切。
しかし、大型アップデートの場合アプリの対応が追いつかなくて、アプリが起動できなくなることも…。
毎日遊ぶゲームアプリや頻繁に使うSNSアプリが動かなくなってしまうと、とても困りますよね。
ですので、そういった不具合が心配な場合は、アップデートを待ってみるのも一つの手です。
周囲の評判や、不具合修正、アプリの対応が進んでからアップデートするのが賢いかもしれません。
そしてアップデート後、バッテリーの消費が激しくなったとしても、少し様子を見てみましょう。
もし数日経っても全然バッテリー消費が落ち着かないようであれば、ぜひスマホスピタル柏店にご相談ください。
バッテリーの状態をお調べして、異常があった場合にはその場で交換修理いたします。
スマホ本体のデータはそのままで、最短10分で交換できますよ。
修理箇所の3ヶ月保証もおつけしておりますので、安心して電話またはネットにてご相談ください。
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